H’s ある株ホルダーのFP日記

株ホルダーとして考えた事、FPとして伝えたい事を不定期に書いていくつもりです。

FPライフプランナー

給与収入を分解して眺めてみよう

お金が貯まるか貯まらないか、漠然と悩んでいても始まらない。会社で経理を学んで何年か経過した後、ある出来事があってこのままの暮らしを続けていて大丈夫なんだろうかと不安になった経験がある。 その時の詳細は割愛するとして、当時EXCELでこんな表を作…

iDeCoのZoomセミナー(第4回)に出席してみた

またまたiDeCoセミナーの受講報告。ちょうど他の予定もあったので、この日はKinko’sの慣れない共有PCを使って受講した。いつもと違う環境で手間取ったのと、PCの右下に表示されている時刻が20分も遅れていたため、思いっきり遅れてZoomに参加した。 受給時に…

iDeCoのZoomセミナー(第3回)に出席してみた

本日は忘れた頃に書き足すiDeCoネタ。 以前、Zoomセミナー(第3回)に出席した。60才で戻って来ると思っていたら、いつの間にか受給開始が選択制になって65才までズルズル運用を続ける事になった。これは嬉しいんだか、それとも70才まで1億総活躍で働きなさ…

DCとiDeCo制度について

確定拠出型年金制度(DC)には企業型と個人型がある。 厚生労働大臣の承認を受けた企業型は、確定給付型年金制度(DB)の有無によって上限が2つに分かれる。DB制度があれば33万円まで、制度がなければ66万円まで積立可能。 個人型はiDeCoと呼ばれて、企業型…

公的年金の支給ルールを整理しておく

またまたCFP試験が迫って来た。漫然とテキストを読んでいてもスッキリしないので、頭の整理も兼ねて公的年金について整理してみたい。理解の都合上、遺族年金の記述では夫が先に亡くなって妻が残される設定としたが特に他意はなく、平均寿命のデータから多数…

公的年金保険料を税金に変えると

公的年金制度に関しては楽観的な政府見解といろいろな方面からの悲観論も多い。 3年ほど前には年金2000万円問題が噴出したけど、足らないと思う人が多数派なだけに尤もな見解だとは思った。ただ、家庭ごとそれぞれの事情や地域ごとに物価の高低もあるので、…

国民基礎年金は消費税で賄うべきか

現在、国民基礎年金の原資はその半分を保険料負担で、残り半分を税金(国庫負担)で賄っている。その現状に対して、国民年金を満額受け取れない人がいるので財源を変更してしまおうって議論だ。これも、最近の自民党の総裁選で話題に上っていた件だ。 私も会…

FIREの実践例と実現可能性を探る

FIRE(Financial Independent Retire Early)に関しては、過日別の記事で触れたのでそちらを参照。 「AERA」のFIRE特集を読んでみた - hassan01’s diary (hatenablog.com) 話を伺ったのはFIREするためのHowToセミナーではなくて、FPがFIRE達成者の例を挙げて…

家計簿をどう記録していくか

先日の勉強会で家計簿アプリの話題があった。最近はスマホで簡単に管理できる家計簿アプリもある。と言っても自分では試した事がないので、歯切れ悪く「あるらしい」としか言えない。 その勉強会では、あるアプリを紹介していた。気になったのは次の2点だ。 …

「AERA」のFIRE特集を読んでみた

3月下旬に「AERA」のFIRE特集を読んでみた。載っていたのは4名。 ・桶井道さん・エルさん・アラサーdeリタイアのちーさん・たぱぞうさん たぱぞうさんの話は以前にセミナーで伺った事があるし、堅いなと思う。 でも、正直言って記事の内容は軽いと感じた。生…

iDeCoのZoomセミナー(第2回)に出席してみた

某銀行のiDeCoセミナーをまた1時間ほど視聴した。募集定員500名に達していたようで盛況だ。 内容はどんな投資信託が用意されているのか、balance(passive)型・active型商品の特徴、2022年5月以降の制度改正、退職所得控除税制などだった。前回と比べると、…

iDeCoのZoomセミナーに出席してみた

昨日の投稿で、なぜ急にiDeCoの話題を出してきたのか。実は先月、ZoomでiDeCoのオンラインセミナーがあったので、急に思い出したのだ。 2018年に会社を退職したのでDCは全て解約されてしまい、別の金融機関に移管する事になった。移管先では積立していないけ…

社会保険料率はまた上がるのか

社会保険料は健康保険料と厚生年金料それぞれで標準報酬月額に応じて保険料率が決まっている。記事によると、コロナ禍で健保財政の収支が悪化して、収支均衡させるのに必要な保険料率が高まっているとか。 正確な時期は覚えていないけど2000年代の初め頃に10…

税前経済②(detail編)

では、個別に見て行こう。ここでは社会保険料も税と同類とみて挙げている。 所得税: これは給与所得以外の扱いが変わったことをハッキリ意識した。これまではextraの収支が課税対象で乗っかってくるので税負担を感じていた。でも、給与所得がなくなる事で、…

税前経済①(ザックリ編)

会社を辞めてみると、サラリーマン時代の生活費が税後経済だった事に気付く。税後とは給与から天引きされているので、所得税、住民税だけでなく健康保険や厚生年金の負担を意識することがなかった。 唯一、年末調整で「源泉徴収票」が戻ってきた時に社会保険…

臨時休校の8330円と失業保険

コロナウイルス騒動で、臨時休校を受けて保護者が会社を休む従業員がいる場合、最大で一人当たり一日8330円をその企業に支給すると言う。フリーターには一律4100円を支給するって施策も後で追加された。 でも、あれを聞いていると面白いな、と思った。これで…