H’s ある株ホルダーのFP日記

株ホルダーとして考えた事、FPとして伝えたい事を不定期に書いていくつもりです。

SBUXとVをバーターしてみた

3月は暴落speedと市場の上下動があまりに激しかったので、対処に困った。 マーケット動向を見ているだけで「何かactionしなくては」と焦ってしまうし、実際にactionを起こすと全て自分の 行動と逆方向に相場が動いてしまうので混乱してしまった。
それと比べると、4月相場は落ち着いてきて精神衛生上は助かった。

その中で、対処に困った銘柄の1つがVISA株。
まだ買値に届くほどの下落ではなかったので気分的に余裕はあったけど、僅かな日数で3割くらい暴落してくると対処に参る。
超長期保有銘柄でイケルと思って3年くらい前(確か2017年頃)に買って、株価は一本調子で上昇してくれていた。 瞬間的に買値の2倍に達していた。それが200ドル超から133ドルまで転がり落ちてくると、内心穏やかでない。
・ずっと保有予定だったのに、一旦手放して下値で買い戻そうかと悩み始める。
・でも、売ったらその日を境に急速に戻すような気がした。
・売り損なって拱手していれば、ズルズル下値を割り込んでいく悪夢もありそうだった。
勿論、絶好の買場が訪れたのだから買増ししなきゃあ、と欲を出す自分もいた。完全に志向がバラバラで、分裂していた。混乱の極みだ。double-bind状態だった。

結局、3月中はVISAに何のactionもできず、月末を迎えた。4月になってとりあえず過度なvolatileを抱えた相場は納まってきたんじゃないか。で、結局VISA株を買増した。

その代わり、STARBUCKS株を売却した。まだ回復する余地は十分にありそうだと思ったけど、売却理由は2つ。
・米国主要500社の中に25社くらい債務超過企業があり、STARBUCKSもその仲間。なのでリスクを減らしたかった
・新型コロナが世界で猛威を振るっており、店舗閉鎖していれば日銭は入ってこない。特に米国は深刻と考えたのだ。

その後、どちらの銘柄も多少値を戻した。なので、このバーター取引に伴う損益は今の所はeven。 ただ、WTI石油価格は大きく暴れ出したしそれがNY株にどう影響してくるのか、なんとも判らない。