12月は日本株、外国株とも微増だった。単月の上昇幅を100とするとザックリ
日本株の値動きで+22
外国株の値動きで+78
だった。為替相場の変動をまだ正確に反映していないが、円高だったので正確には若干の為替評価差損が生じている見込み。個別に見ると、電力株と鉱業株で評価益が伸長して、セコムがちょっと崩れた。
【NISA枠利用】
今年は素直にindex投資した人が良好だろう。なので、NISAもその路線に軌道修正すべきか悩んだ。でも、やっぱり面白いのは個別株投資であり、見送りも考えたけど年末になって安値に沈んでいる製造業銘柄を選んだ。
【年次評価】
結局、2020年は春先の新型コロナ暴落の傷が癒えないまま、1年を終えてしまった。最悪だった3月末を-100とすると年末の損益levelは-19.8(指数表現)まで戻したものの年初からずっとマイナス圏に沈んでいた事には変わりなく、反発力が弱かった。なので、日経平均が30年振りの戻り高値水準になったと言っても、NYダウが3万ドルを達成しても、そこに乗り遅れているため素直に喜べなかったな。もう今年は石油株と航空株の値動きに尽きた。
【この10年】
年次の損益は7勝3敗となった。絶対額で見ればアベノミクスのお陰で良好だったし、まあ2011~2019年の利益の積み上げと比べたら2020年の評価損はまあ許容範囲だ。ただ、投資先がやっぱりオールド・エコノミーに偏っているって事だろう。
【2021年の投資方針】
国内株はR/Eと資本金の割合を見ながら、外国株はworldwideに売上を伸ばせる会社を選びながら買っていく方針は変わらない。高配当株を買う意味を再考しつつも、もう少しGrowth株よりそっちを優先していくつもりだ。Growth株優位が続くとしても、そこは長期的に見れば循環物色されていくと考えて、過剰にriskを取る必要はないだろう。ただ、買増よりも損切すべき銘柄を刈り込むのを優先したい。