H’s ある株ホルダーのFP日記

株ホルダーとして考えた事、FPとして伝えたい事を不定期に書いていくつもりです。

下に転がり出すのか

新型コロナウイルスの感染がイタリアやブラジルまで拡大した事で、なんともnegativeなムードが広がってきた。米国株が崩れてくると欧州株もズルズルと軟化を続け始めた。

f:id:hassan01:20200227225509j:image

2/27付け日経(18面)のコラム記事にこんなグラフが載っていた。今年の異常値な出現回数が、僅か2ケ月で既に2019年1年間のそれと並んでしまったとか。異常値とは、正規分布で見た3σ超の事だと言う。標準偏差の3倍を超えた値幅で相場が頻繁に動いているって事。

まあ、リーマンショックから10年ちょっと上げ続けてきただけにやむを得ないのか。NYダウが1000ドル下げた翌日にもスッと反発しないのは何とも鈍過ぎる。それだけ深刻なのか。

まあ楽観的に構えていれば、3σは+3σ超と-3σ未満の出現回数の合計だと思うので+3σでバンバン挽回してくれる事を期待したい、ってとこか。でも、negativeパターンが現実になるケースも冷静に考えていられるようにしたい。

 

個人としてはこんな感想だ。でも、FPってどう対応するのか。「長期的にみればETFの絶好の買い場です」って言い切るのは調子が良すぎるなあ。ETF投資がこれだけ広がった時代に暴落が来ればそれは初めての事。どう深掘りすべきか。