H’s ある株ホルダーのFP日記

株ホルダーとして考えた事、FPとして伝えたい事を不定期に書いていくつもりです。

悪夢のような2週間だった

うーん、これだけ株価が急落するのは久々だ。2月末の弊記事「下に転がり出すのか」を呟いた時には、まさかこんな事態を想定していた訳じゃなかったのに。

リーマンショック以来だろうし、その前だと1990年代の後半に拓銀とか山一証券がコケた金融不況の当時以来の事じゃないか。しかも、あの当時と比べて外国株の割合を増やしているので、一晩明けるとNYでボロボロ下がって、最初は焦ったけど、段々と「NYダウ1000ドル安」なんて見出しに麻痺してきたのが怖い。これでトランプ大統領就任後の上昇分はほぼ消えてしまったんじゃないか。

3/14日経1面より>

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まあ、日本株NYLDNが急落すると、意思がなく連れ安になる。と言うか、円高が襲ってくるといつまでも輸出型と思われている電気・自動車がガタガタに崩れるし、銀行はこれ以上金融緩和なんて意味ないのに下げていく。NY個別株ですら、NYダウとほぼ同じ時間足を描いており、銘柄間の差異・優劣なんて全く感じられなかった。

これだけ下げてみれば、早めに利喰いでも損切りでもいいから一部売却しておけば、気分的にラクになれた。でも、そんな機敏に動ける性格ではない。

逆に、2月の急落前に買増ししたのと、3月に入ってから急落した外国株を拾ってみたのがある。でも、更に下がる負のスパイラルにinvolveされてしまった。

いつもなら月次決算なので月中に時価評価しないけど、今度ばかりはcheckしてみた。殆ど個別株なので日本株の弱さ(3月前半だけで-26%)が露骨に見えてしまった。幸いな事に、黒田総裁が言っていた「日銀買入の損益分岐点19500円くらい」よりマシだった。

欧州株も-19%APAsiaPacific)も-17%だった。米国株が相対的にdownしていない(-11%)のは3/13の大幅反発があったためで、3/12posで計算したら欧州やAPと大差ない暴落だっただろう。

まあこれで当面の底が見えて来ただろうけど、日経平均でまた8000円とか鋭く下を覗きに行くと、阿鼻叫喚の世界に突入してしまうのでそれは勘弁して欲しい。

良い事もある。昨年末から買おうと思ってwatchしていた某輸送機器メーカーが当時2100円台だった。先日1750円くらいに下がったので、迷いながら1710円台で指値を入れてみたが、買えず。一旦翌日の注文を保留にしたら、それがあっという間にゴロゴロと落ちる。3/13には1200円台まで転げ落ちてきた。ザックリ42%安。パニック売りと円高impactで思ったより谷が深かった。もうちょっと待っていれば、当初の資金で2倍の株数を買えるんじゃないかと妙な皮算用をしたくなるけど、さて今週はどうなるか?

3月に入って少々買ったので、あと半月は静観を決め込まないといけない。でも、ジリジリそわそわしながら我慢するのは難しい。でも、一時に売買が集中しないように時間分散しなくては。1つ売ったら1つ買う程度か。