H’s ある株ホルダーのFP日記

株ホルダーとして考えた事、FPとして伝えたい事を不定期に書いていくつもりです。

やっぱり天底逆転したのか

正確な用語を忘れたけど、新型コロナ騒動で天底逆転したのかと思う。

要はこれまで底だと信じていたラインが、ある出来事を境にして突然高い天井に入れ変わってしまう事。値動きの範囲がストンと下に下がってしまう事。勿論、逆もある。これまで天井だと信じていたラインが、ある出来事を境にして突然低い底に入れ変わってしまう事。値動きの範囲が急に上に上がってしまう事。チャートを見る人にとっては、上値支持線が下値支持線に切り替わってしまう、って捉え方でもいいんじゃないか。 

一番判り易い例が東京電力じゃないか。2011年の3.11原発事故の前まで、ずっと安定株として評価されており、ウロ覚えだけど25003500円くらいのレンジ相場で上下していた。でも、あの大惨事でそんな市場評価を維持できなくなり、ストンと急落。それ以前は2000円を割るなんて想像もできなかったのに、その後9年間は1000円を上回る事すらできない。ランバクシーの買収で失敗したと市場から見限られた時期の第一三共も同じように長い年月に亘って崩れていた。今はもう完全に復活しているけど。

<東電の10年チャート>

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なんか、今回の新型コロナをtriggerとする世界的な暴落は、このタイプなのではと疑ってしまう。今頃気付いたのか、と言わてしまうと辛いけど。

きっかけは何でもよくて、十分に上昇相場が続いていたので、あとは落ちる(=調整する)timing次第だったのかも知れない。いつもなら大暴落は秋にやってくる。大体911月だ。しかも西暦の末尾79の年にやってくる確率が高い。2018年年末は時期が違ったし明らかな短期急落だったので該当しないし、2017年も2018年もsafeだった。なので、2019年秋は警戒して8月にベア型ETFを買ってみたけど、逆に秋には上昇してしまい、完全に肩透かしだった。

それが、3ケ月遅れで襲ってきたって事か。

今になって思えば日経平均2万円超が続いていると、自分でも買値の判断が甘くなっていたなあ、と反省する所はある。

だとしたら、気長に構えるしかない。