日経平均もNYダウも市場全体ではリカバリできても、全てが同時に値戻しできている訳ではない。市場の選好やはこう色はどんな時でも仕方なく、自分の保有株だけが崩れたままになっているのが恨めしい。
<8/14の日経記事より(2)>
確かに一番上の時系列株価推移を見ると、MSCI全世界指数も日経平均も2019年末のlevelを越えて来ている。自分のPortfolioとは全く異なり、違和感ありありだ。 中段の棒グラフ(業種別の騰落率)を見ると、確かに腹落ちする。 空運も保有しているけどこちらはエネルギー株よりもっと悲惨だ。
下段の棒グラフ(国別の騰落率)では、東アジアが良好、先進国はやや後退、中国を除くBRICの3ケ国が地を這う相場水準になると 理解できるけど、こちらは自分の財布で実感するものがないけど、まあ新型コロナの震源地がいち早く回復に向かっているって事なんだろうと解釈した。
新聞記事をもう1件紹介する。
<8/13の日経記事より>
もし株価回復がホンモノだとしても、日銀によるREIT買入れはいい加減に止めた方がいいと思う。過剰な市場操作であり、出口戦略なく市場の買い支えを続けるのは違和感ありありだ。作為的に相場を作っても価格を下支えした所で、それをREIT側が自己株式のように償却してくれない限り、いずれ市場に流出して売り圧力になるだけだ。しかもREITの場合は不動産物件を所有しているのだから自己株償却に相当する行為はあり得ないだろう。であれば、なるべく自然な需給に任せた方がいいと思うのだ。