H’s ある株ホルダーのFP日記

株ホルダーとして考えた事、FPとして伝えたい事を不定期に書いていくつもりです。

REITはコロナ禍で不調

NY株も日本株もコロナ禍でかなり暗い筈なのに、見えないリスクから見えているリスクに変わったためか、上昇基調にある。ワクチン開発のニュースが相次いでいるから上昇しているって解説は当たらないと思う。副反応も含めてその効果がどの程度のものか、何とも言えないだろう。子宮筋腫だったか女性特有の病気でワクチンを接種したあと散々副作用の報道があったし、個人的には保険適用されて1年以上経たない限りは打つ気はない。

さて、REIT相場は不調だ。少なくとも年初の水準より低い。iDeCo日本株、外国株、先進国REITに少しずつ投資しているけど、先進国REITだけが沈んでいる。確かにテレワークが推奨される中でオフィス系はサテライト需要を掘り起こさないと沈滞ムードから脱却できないかも知れない。ただ、巣ごもり生活してもモノの動きは止まらないだろう。集客を伴う物流は辛いけど、倉庫などの物流・貯蔵施設は回復していく筈。住宅系は東京脱出で郊外への需要があるだろうけど、REITの所有物件はどうしても都心に集中しているのであまりplus要素が期待できないだろう。

本当はもうちょっと調べるべきかも知れないけど、先ずは以下のグラフも見て時期的に悪くないと思った。利回りで見ると9年振りの高水準(価格的にはその逆)になっている。

<11/28頃の日経新聞より>f:id:hassan01:20201129164929j:image

それと、安定商品(定期預金とか保険)に滞留させておいても、この低金利では埒が明かない。不動産賃貸業は日銭が入って、何らかの不動産収入を持続的に生み出してくれる筈。まとまった資金がなくてもREITなら手頃で物件の個別リスクもないと認識。なので、NAVの上下動は我慢するとして、ちょっとREITにスイッチしてみた。